「バイオ製剤研究者のためのGMP入門」講座


有望なバイオ製剤のシーズの開発の際に、大きな課題となるのが、GMPの環境です。製薬企業等、事業化への橋渡しを迅速に実施するためには、製薬企業などにおいて必要とされるGMP( Full GMP )とは異なるものの、大学や先端医療センターなどでの創薬の研究現場でもInstitutional GMP(Academic GMP) の構築が必要とされています。

 本講座は、医学部の細胞治療用途以外では、日本で初めて「研究室でのルームinルーム」GMP環境を構築し、ヒト細胞での医薬タンパク質生産システムの研究に取り組む川原浩治教授(北九州高専)を講師に迎え、実践に基づくGMPへの取り組みとポイントを概説し、さらにヒト細胞でのタンパク発現の優位性を紹介いたします。

 川原教授は、英国国立バイオマニファクチャリングセンター(NBC)の運営会社であるエデンバイオデザイン社から、GMPの環境整備についてコンサルティングを受けながら、研究者のためのGMP環境を構築しています。本講座は、研究開発でのGMP環境を課題とされる方、またヒト細胞をホストとするタンパク質生産に関心のある方にとって、最適の半日講座です。


対象者
・バイオ製剤の研究開発でのGMP環境を課題とされる研究者
・ヒト細胞でのタンパク質生産に関心をお持ちの企業研究者、他
講座内容
13:30〜15:00「研究ラボでのGMPの実際」
15:10〜16:40「ヒト細胞でのタンパク発現」

講師
川原 浩治先生
 北九州工業高等専門学校 物質化学工学科教授・細胞工学センター長。
 九州大学農学部卒業。現在、九州工業大学大学院生命体工学研究科特任教授、九州大学バイオアーキテクチャーセンター機能デザイン部門客員教授を併任。

会場
東京国際フォーラムG607 (東京都千代田区丸の内三丁目5番1号)

参加費
10,500円(税込:テキスト代、会場費等)

お申し込み◆ (ウェブ申込みはこちらから
(1) 上記リンクよりウェブ申込して頂くか、電子メールまたはFaxにて「氏名・所属機関・住所・電話番号・メールアドレス」をご記入の上、お申し込みください。
(2) 本講座は、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)での創薬開発講座の一部として、企画しておりますので、e-learning用に録画をいたしますことをご了承ください。
(3) 定員になり次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。また、お申し込み後に受講をキャンセルされる場合には、事前にご連絡を頂きますようお願い致します。

お問い合わせ
岡山大学ICONT東京分室 担当:高見・岩野(iwano@bs-link.com)
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-5-4 共同ビル(八重洲口)7F
Tel:03-3242-3851  Fax:03-3242-3852 e-mail: info@bs-link.com
URL: bs-network.com


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